正絹 袷コート 大正抒情間道 ロング道中着

「コートを着るのは紅葉が色づき始めた頃で、桜が満開になったら帯付き姿になる」という着こなしルールがあります。羽織の着用時期もほぼ同様です。 こちらは紬や小紋などカジュアルな装いにぜひ合わせていただきたい、膝丈の道中着コートです。紫系グラデーションの縦縞が、とっても粋でお洒落！ダークな紬やシックな小紋をパッと明るく華やいで見せてくれますよ。 上質な丹後ちりめん地には、細やかな角通し(江戸小紋の代表柄で四角形の小さな点が縦横に並んだもの)の地紋入り。京友禅の工房で、“大正抒情”と名付けた軽やかな間道柄に染め上げた着尺から仕立てました。紫系グラデーションを駆使した縞の一本一本が暈し染めになっている、たいへん手の込んだ逸品です。 ◆着丈(背中心)　107.5cm 　※肩からだと112.0cmあります。 ◆袖丈　48.5cm ◆裄　70.0cm ◆前幅　28.0cm ◆後ろ幅　29.5cm ◆広衿・ダブルホック式 ◆反端・残布付き 仕立て上がったばかり、未使用の新品です。 残布がたっぷりありますので、お揃いのバッグや草履 を誂えてお楽しみいただけます。 広衿で仕立てましたので、中のお着物の衿に沿う襲(かさね)の美しさが自慢です。