RPGスーパースクリーン

1992年にホビージャパンから発売されたテーブルトークRPGのゲームマスター向けに作られたバインダーファイル RPGスーパースクリーンです。 テーブルトークRPG（ロール・プレイング・ゲーム）は、プレイヤーがテーブルに実際に顔を合わせて（パソコン通信のチャットを使う場合もありました）、それぞれが役割（ロール）を演じながら進めていくゲームです。 集まった人の一人がゲームマスターになり、ゲームマスターはプレイヤーにシナリオや状況を説明したり、ノンプレイヤーキャラクターを演じたりします。 ゲームマスターが用意するストーリーラインやシナリオは、プレイヤーには秘密にする必要があります。当時は紙やプラスチックでできたスクリーンを置いて資料を隠すことが一般的だったと記憶しています。 このSuper Screenは、資料を格納するバインダーとゲームマスタースクリーンを兼ねたものです。 折り曲げることで自立してスクリーンになり、なかにルーズリーフをセットすることでシナリオやデータを見ることもできる。という触れ込みでした。 当時、ルーンクエストやクトゥルフの呼び声のルールとパックになったモデルも販売されていたようです。 写真にあるとおり、随所に擦り切れやへたりが見られます。 今の時代はPCやタブレットなどで資料を持ち運ぶと思うので、実用性はあまりないと思います。